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賃貸経営

入居者に人気の設備ランキング2022(単身者向け)

全国賃貸住宅新聞社が毎年恒例の「入居者に人気の設備ランキング」を発表しましたのでお伝えします。

 

 

となりました。

新築の建物は、上記設備を装備すれば、競合物件に対抗できるグレードであると言えます。

一方、築年数が経過した建物の場合、賃料とのバランスを考慮しながら、上記設備をどこまで装備できるかを検討することになります。

 

 

室内洗濯機置場は、古い建物の場合、共用廊下にあることが多く、プライバシーに問題がありますので、室内に設置することが望ましいです。しかし、室内に設置できるスペースが無いときは、室外になるものの、バルコニーへの設置を検討します。

 

 Vモニター付きインターホン は、防犯上、希望する入居者が多く、費用も他の設備に比べて安いので、必須の設備です。ドアチャイムからTVモニター付きインターホンに交換する場合、電気配線が引き込まれていないので、新たに配線工事を実施するか、またはワイヤレスインターホンにするかの選択になります。ワイヤレスインターホンは、電源式と電池式があり、電池式は、電池を約6ヶ月から1年の間隔で交換しなければならないので、注意が必要です。

 

インターネット無料と高速インターネット は、会社員や学生のリモートワークが普及してきていることもあり、需要が高くなっています。ただ、回線速度が遅いと、入居者が有料のインターネット回線を個別に導入する場合もみられます。温水洗浄便座と独立洗面化粧台はすでに標準設備で、設置されていないと成約に影響が出ます。宅配ボックスは、自宅での荷物の受け取りが難しい単身者には人気があります。

 

オートロック は、古い建物に後付けで設置する場合、費用が嵩みますので、他の設備を優先して設置した方が費用対効果は高いです。備え付け照明とガスコンロは、入居者の購入の手間を省くことになりますし、安価な割に入居が決まり易い設備です。

 

(著者:青木)

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