賃貸経営

◎今年も確定申告がはじまります

まずは医療費控除の概略を確認しましょう。【原則】（支払医療費-保険金等で補填される金額）-10万円※＝控除額（最大200万円）

※総所得金額等が200万円未満の方は総所得金額等×５％相当額　【ポイント】①親族の医療費も医療費控除の対象　②親族に所得があっても医療費控除の対象　③12月31日までの支払い分が医療費控除の対象

 

 

 

◎控除の対象範囲と注意点 ～診療・療養編～

 

 

ちなみにクレジットカードを利用した支払いは、基本的に全額がその年の医療費控除の対象となります。金利や手数料は対象外です。

 

◎セルフメディケーション税制を活用しよう

健康の保持増進・疾病の予防のために売薬を購入した場合には医療費控除に代わって、税制上の優遇措置が受けられます。対象物を購入した際には領収書にセルフメディケーション税制の控除対象となることが記載されています。【原則】（支払特定一般用医薬品等購入費-保険金等で補填される金額）-1万2千円＝控除額（最大8万8千円）

 

◎控除の対象範囲と注意点 ～支払い済の医療費編～

 

 

◎細かな迷いポイントが多数あるのが医療費控除です

申告に向けてまずは関連領収書を集めましょう。税務署や質問窓口が混雑する前に準備を始めれば、手続きや判断に迷ってもスムーズに進行できます。

 

（著者：税理士　高原）